CMSC岩手 三菱スノーダイヤモンドトライアル

2016年1月17日 安比高原スキー場駐車場特設会場

 
 2016年1月17日安比高原スキー場駐車場特設会場にてCMSC岩手三菱スノーダイヤモンドトライアルを開催いたしました。今年は過去に例の無い暖冬のためスキー場もオープンできないほど雪が無く、正月には雨も降り会場となる駐車場の雪が融けてしまい、一時は開催も危ぶまれましたが、正月明けからの冷え込みと降雪によりなんとか開催することが出来ました。当日は開催以来最高の好天に恵まれ、気温は低かったものの観戦するにも走行するにも最高のコンディションとなりました。
 今回の参加台数は110台。通勤車両から全日本車両まで様々な仕様の車で雪道のトライアルを楽しんでもらいました。
 いつもすばらしい会場を準備してくださる安比高原スキー場、会場設営を手伝っていただいたRPS100の皆様、写真を撮っていただいたCMSC本部の須賀様、北村様、ご協力いただいた岩手三菱自動車販売様、ありがとうございました。
ATクラス
 
 AT免許で運転できるスタッドレス装着車であれば参加OKのクラス。
 東北のモータースポーツ界では名の知れた人たちが通勤車でガチ対決のこのクラス。一番新しい車の柳本選手は電子制御に苦しみ、なんと2ヒートでミスコースで最下位。外周番長こと伊藤選手も安心して見てられる走りで6位。久々のスノトラ復活の橋下選手は5位とお年を召したほうは下位に沈む。この中全日本ジムカーナにも参戦する上野選手がラリスタを借り1ヒート、2ヒートともトップタイム。優勝を飾った。
1位:上野 健司 2位:津村 和明(代理) 3位:阿部 梓 1位:DLマキシマ☆あうんネイキッド 2位:工藤ホンダあうん青色フィット
後輪駆動クラス
 
 後輪駆動の車で争われるクラス。昨年は初めのゼッケンでスタック連発だったため走行順を中ごろに移動した。その結果普通に走れるようになったようだ。
 1ヒート、シルビアでダートラに参戦する角濱選手はさすがに前に進めるのがうまくトップタイム。2位にはダブルエントリーの日向選手がつける。
 2ヒートで平石選手の赤いiがベストタイムを更新。これで角濱選手とジムカーナを走る鈴木選手がiに負けてしまうかもとプレッシャーを受けるも見事はねのけ角濱選手が1位、鈴木選手が2位というオーダーとなった。
 
1位:角濱 秀樹 2位:鈴木 聡太郎 3位:平石 広典
1位:CS日向あうんキャブ主カローラ 2位:赤いMRS
スタッドレス小排気量4駆クラス
 
 1800ccまでの過給器付き車両と3100ccまでのNA車両で争われるクラス。
 1ヒートで安斎選手、工藤選手、北向選手が他の選手をブッチギリ子の3人の争いになるかと思いきや、2ヒートで工藤選手が唯一のタイムダウンで脱落。北向選手も車重と電子制御に苦しめられふるわず。安斎選手がタイムを大きく伸ばしトップを飾る。2位はダブルエントリーの紺野選手が入賞した。
左から
1位:安斎 宏之 2位:紺野 秀一 3位:斎藤 洋
以下4位、5位、6位
1位:Gマウントオプティ×4 2位:Gマウントオプティ
スタッドレス前輪駆動クラス
 
 スタッドレスを装着した2輪駆動の車で争われるクラス。
 全日本ダートトライアルSC1クラスで5連覇の工藤選手に挑み、勝って自慢しましょうというクラス。
 1ヒート、菅谷選手が工藤選手に1秒以上の差をつけトップに立つ。このままいくかと思われた2ヒート、小野寺選手が10秒以上のタイムアップを果たし一躍トップに踊り出る。菅谷選手もこれに追いつけず迎えた最終ゼッケンの工藤選手。今年からSA1クラスに移動予定の本番車で意地を見せるかと思ったが届かず。小野寺選手の優勝が決まった。
左から
1位:小野寺 雄治  2位:工藤 清美 3位:菅谷 雅人
以下4位、5位、6位
1位:マスターズBDSPインテグラ☆ 2位:工藤ホンダDLワコーズシビック
スパイク2駆クラス
 
 スパイクタイヤを装着する2輪駆動の車で争われるクラス。
 このクラスに出場以来王者に君臨する菊池選手だが、1ヒートではハチロクを駆る三浦選手に0.26秒差までつめられる。しかし2ヒートで全日本ジムカーナ優勝者の意地で三浦選手を突き放し、今年も優勝を飾った。
1位:菊池 功悦 2位:三浦 豊 3位:越川 善正 1位:秋田ダイドー☆松本シビック 2位:古いほうのハチロク☆
スタッドレス4駆クラス
 
 大排気量のスタッドレス4駆で競われるクラス。
 昨年までは競技経験者より雪山スペシャリスト達が勝利を収めていたクラスだが今年は、福島から参戦したCMSC福島の選手達がが多数上位に食い込んだ。谷津選手はタイムを出す走りで1ヒート、2ヒートともにトップタイム。挑戦3年目でやっと優勝をもぎ取った。
 
左から
1位:谷津 良嗣 2位:武田 暢之 3位:菅原 典明
以下4位、5位、6位
1位:嫁に売れといわれている(涙)ランサー 2位:TKDランサー
スパイク4駆クラス
 
 スパイクタイヤを装着する4輪駆動の車で争われるクラス。
 1ひーと、CMSC岩手の東北ダートトライアルN2チャンピオン浅沼選手がブッチギリのタイムを出し、このままいけるかと思われたが最終ゼッケンの大西選手がとんでもないタイムを出しトップに立つ。結局、2ヒートでも誰も大西選手のタイムを抜けず、ウイニングランとなった大西選手。自身のタイムを抜き優勝に花を添えた。
左から
1位:大西 康弘 2位:橋本 奨 3位:浅沼 賢志
以下4位、5位、6位
1位:TEIN・FORUM1ランサー 2位:束稲雪山倶楽部 橋本奨インプ

CMSC岩手クラブ員と准クラブ員
き〜さ〜ま〜ら〜(笑)
 No.35 武蔵 真生人
Fクラス4位
 No.64 玉熊 彦士
大4クラス 21位
 No.102 浅沼 賢志
S4クラス 3位
 No.97 砂子澤 明
大4クラス7位
 No.19 小原 大
大4クラス 28位
 No.33 玉熊 孝次
S2 クラス9位
No.5 千葉 徹
小4クラス 17位

今回は多くの学生が参加してくれました。
今後もモータースポーツを楽しんでください。
報告:CMSC岩手 濱道
撮影:CMSC須賀健太郎
北村 孝則